パソコン修理とデータ復旧について

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データは消える

パソコンで何かを保存した時、そのファイルやデータは内部のハードディスクへ保存されます。これは手動で外部機器を設定しない限り変更されません。またデジタルカメラを使って写真を撮影した場合はあらかじめ用意しておいたSDカードなど外部メモリに保存されます。

ここで注意しておきたいことが、保存したファイルやデータが消えないという可能性は100%ではない、ということです。
ファイルの保存先となったハードディスクは消耗品であり、精密な機械ですのでちょっとした衝撃でも故障してしまったり、データが消えてしまうことがあります。

こういったデータ消失のパターンは大きく二つに分けることができます。

まず一つは、ソフトウェアなど内部の電磁的な問題によるものです。
これは、OSやアプリケーションなどが何らかの原因で不具合を起こしてしまった場合で、ハードディスク内のデータが無くなった状態になります。ウイルスやスパイウェアの攻撃によって起こった場合も、これにあたります。

もう一つがハードウェアの故障による問題です。
ハードウェアの故障とは、内部のハードディスクそのものが故障してしまっている状態で、パソコンに強い衝撃を与えてしまった時などに発生します。

ソフトウェアの問題ならばなんとか復旧できる可能性はありますが、HDD自体が故障したハードの問題ならば復旧は非常に困難な状況と言えます。